備忘録 戦略と戦術の違いについて

ビジネス書を読むと、「目的」「戦略」「戦術」という言葉をよく聞きます。
経営者である以上、これら言葉の定義を明確にする必要があると思い、勉強しました。
その結果を忘れないように、アウトプットします。

目的=成し遂げたいこと

どうなりたいか?を決めます。
その時には、「文章化」と「数値化」が必要です。必要性については、1つ前のブログ「目的を共有するためには、文章化だけではなく、数値化も必要だと、改めて痛感しました」を参照してください。
「文章化」では、「この事業をどうしたいか?」を文章で書きます。これがなかなか難しく、頭の中で考えたものを言語化するのはとても大変です。
しかし、「文章化」することで内容が精査でき、また、自分の協力者に自分の思いを伝えるために必要な事ですので、がんばりましょう。
ここでいかに魅力的な文章を書けるかで、協力者の増え方も自分のモチベーションも変わってきます!
「数値化」では、目的のサイズを決めます。例えば「地元の商店街を発展させるために、にぎわい」を作るという文章を作った場合、「にぎわい」とはどの程度か?を数値で決めます。10人?50人?1000人?10000人?
ここで決めるサイズによって、次の項目で説明する「戦略」が変わってきます。
例えば、お客様を30人集める場合と1000人集める場合とでは、まったく異なるアプローチが必要です。
この「数値化」が実はとっても大切で、明確に決めておかないと例え素晴らしい戦略を立てても目的には全く届かないという事態に陥ってしまいます。

戦略=戦う場所

目的を達成するために戦う場所を決めます。あなたはどのルートを上りますか?ここでは、ビジネスモデル(利益を出す仕組み)、ターゲット、市場などを決めていきます。
戦略は、目的で作った文章に沿うように決めることが大切です。
目的に沿っていない戦略とは、例えば、
●10000人の「にぎわい」を作りたいという目的があるのに、事業のターゲットを地域(人口8万人程度の町)の人々に設定する
●10億円の売上を立てたいという目的があるのに、田舎で居酒屋を開き、自分でお店を営業する
などがあげられます。
このように目的に沿った戦略でないと、設定した戦略がすべて成功しても、本来の目的は達成できません。
戦略の設定はとても大切です。そして、中小企業の場合、会社の戦略を決定できるのは経営者だけです。経営者が戦略の設定に失敗すると、いくら社員が優秀で一生懸命仕事をしても、目的は達成できません。戦略に責任を持つのは社長です。経営者とは、責任重大ですよね!

戦術=戦い方

経営者が決めた戦略を指針として、戦い方を決めます。何を売るのか?どのように宣伝するのか?などを決めていきます。
戦術は戦略に沿った内容である必要があります。
戦略に沿っていない戦術とは、例えば、
●若者をターゲットとしているのに、SNSを利用しないで紙のチラシをまく
●田舎の観光地で1日20万円売上たいのに、1個100円の商品を売る
などがあげられます。
一つ意外だったのは、「商品」は、戦術の1つであるという点です。どうしても「この商品をいかに売るか?」がスタートになってしまうことが多いと思います。しかし、考え方は逆で、選択した戦略を実行するために、戦術の1つとして「どのような商品」を選ぶのか?と考えていくことが大切です。
中小企業であれば、経営者と幹部社員で戦術を練り上げていくのが好ましいと思います。戦術で決めることは多岐にわたるので、数人で考えたほうが抜け漏れがなく、包括的に戦術を決めていくことができると思います。

まとめ

「目的」で事業の意義やサイズを決めて、
「戦略」で「目的」を達成するために「どこで戦うか?」を決めて、
「戦術」で「戦略」を達成するために「どのように戦うか?」を決めます。
「目的」「戦略」を決めるのが経営者の腕の見せ所で、唯一の仕事です。

皆様がんばりましょう!

皆様の幸せを祈ってます!

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