観光業について

僕が観光業に携わってもすぐ10年がたちます。
この10年間、世の中の仕組みは大きく変わりました。それに伴い、お客様のニーズも変化したように思います。ここでは、僕が感じたお客様の変化について特に大きな変化だと思っていることを2つ書きます。この2点以外にもまだまだ沢山あると思いますがご容赦ください。
この記事が、すでに観光業に携わっている方や、これから観光業をやりたいと思っている方の参考になれば幸いです!
また、議論をより深めたいので、よろしければコメントよろしくお願いします!

変化したこと2つ
①旅行形態の変化
②購入動機の変化

1.旅行する人数の変化【団体の人数の減少】
大型バスでの団体旅行 ⇒ マイカーでの家族旅行

市内を走る大型バスの台数がめっきり少なくなりました。オープン当初の集客方法は、旅行会社にお願いして、「1人お客様を連れてきてもらって〇円バックする」という方法が主流でした。大型バスでお客様を連れてくるため、一瞬お店が込み合って、すぐにいなくなってしまうという現象が多々ありました。大概のお客様は時間が無く、店内を一周して帰ってしまい、全く売上に繋がらなかったこともあります。旅行会社、バス会社全盛期でしたね。今日はバスが〇台入ってきたよという情報がとても貴重でした。

変わって、現在、大型バス旅行はめっきり少なくなり、「一人集客で〇円」という仕組みを、現在も行っているお店は、かなり減ったのではないでしょうか?集客方法もコストをかけて一点集中よりも、個人のお客様をターゲットにして店頭での呼び込みや入店しやすい雰囲気づくり、そしてSNSなどを使って口コミで集客するといった方法に変化しています。

旅行する人数が団体から個人に変わりつつあります。今や海外旅行であってもスマホで検索すれば大概の情報を得ることができるので、わざわざ団体行動して連れて行ってもらう必要はないですよね。

2.購入動機の変化【自分や親しい人に買う】
職場や近所へのばらまきお土産 ⇒ 自分や親しい人のためのお土産

10年前の定番お土産と言えば、1つの箱に何個もお菓子が入っていて、多くの人に配ることができるものだったと思います。僕らは、「ばらまき用のお菓子」といいます。クッキーや煎餅など日持ちする物が好まれ、1箱1000円で40枚入りの煎餅などはとても人気がありました。旅行に行ったら近所の人にお土産を配るという風習は、まだ残っていますか?
そのため、お土産を作る側もお菓子の「おいしさ」よりも「日持ち」や「数」に重点を置いて製造していたのではないでしょうか。おいしさは二の次で、まずは見た目、パッケージが重要だと。約10年前、観光業に携わっている先輩に言われたことは「名物にうまいものなし」という言葉で、お土産だから美味しくなくてもいいという謎の名言です。商品を1度買ってもらえばそれでOK。リピートなんてしてもらわなくてもOKという考えから来ていると思います。

それから時が流れて現在、食べて美味しくないもの(正直微妙なものはまだありますが・・・)、まずいものは本当に少なくなりました。また、1箱に入っているお菓子の数も少なくなり、3個入り1500円というかなり高単価な「こだわり」のお土産がどんどん増えています。数が少なくなり、こだわった商品であるため1個あたりの価格も上昇しています。
皆様やはり、自分や家族、そして親しい友人へのお土産に安っぽいお菓子は買わないですよね。こだわって、おいしいもの(おいしそうに見えるもの)を買う方が増えています。それに、ばらまくことが目的ではないので、1箱に入っているお菓子の数が少ない商品が人気です。1人でクッキー40枚ももらっても、困りますもんね。

今、僕の店で人気のお土産は、飛騨牛乳を使ったこだわりのケーキや飛騨牛を贅沢に使った飛騨牛しぐれ煮(缶詰)など、値段は少し高いですが、「こだわり」が見らえる商品となっています。

この10年でこのような変化がありました。
おそらくこれからの10年も、今常識だと思っていることがどんどん変わっていくと思います。そして、今までの10年よりもこれからの10年の方がその変化速度は速いと思っています。
変化に追いつけない組織からなくなっていきます。日々アンテナを張りながら、この急激な変化についていけるよう努力していかなければならないと痛感しています。

一緒にがんばりましょう!

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